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慢性便秘症

便秘は若い女性に多く見られる印象がありますが、男女ともに加齢に伴って便秘を患う方は増加しています。主に加齢に伴う腸の蠕動運動の低下が原因で起こる、いわゆる「弛緩性便秘」が多くなっています。
便秘の定義は「何日排便がなければ便秘」と日数で決まったものではなく「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」が便秘と定義されています。すなわち、毎日排便があっても、すっきり出た感じがなければ便秘ということになります。
便秘には適切な診断、適切な治療が重要です。便秘の原因には、大腸癌や大腸ポリープに伴うものもありますので、安易に便秘薬のみを服薬していると、重大な疾患を見逃してしまい、取り返しがつかなくなってしまうリスクも潜んでいます。
きちんと内視鏡検査(大腸カメラ)を行い、腸の状態を確認した上で、適切な内服治療などが必要です。
便秘でお困りの方は、ぜひ当院までご相談ください。

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